史上初めて3か国共催で行われる、2026FIFAワールドカップ。その出場権をかけたアジア最終予選の組み合わせと試合日程が発表されました。
今回は、日本の対戦相手と要注意選手を中心にまとめていきます。
日本はグループC!6/27組合せ発表!
2024年6月27日にワールドカップアジア最終予選の組み合わせ抽選会が行われました。日本はグループCとなり、2次予選を勝ち抜いた強豪との対戦を控えます。
2次予選を勝ち抜いた18チームが3グループに分かれ、ワールドカップ出場権をかけて戦います。最終戦は2025年6月10日。約10か月もの長い戦いが始まります。
日本
■FIFAランキング:18位(7/18現在)
■ワールドカップ出場回数:7回
■二次予選:グループB1位(6勝0分0敗)
オーストラリア
■FIFAランキング:22位(7/18現在)
■ワールドカップ出場回数:7回
■二次予選:グループI1位(6勝0分0敗)
サウジアラビア
■FIFAランキング:56位(7/18現在)
■ワールドカップ出場回数:6回
■二次予選:グループG2位(4勝1分1敗)
バーレーン
■FIFAランキング:80位(7/18現在)
■ワールドカップ出場回数:0回
■二次予選:グループH2位(3勝2分1敗)
中国
■FIFAランキング:87位(7/18現在)
■ワールドカップ出場回数:1回
■二次予選:グループC2位(2勝2分2敗)
インドネシア
■FIFAランキング:133位(7/18現在)
■ワールドカップ出場回数:1回
■二次予選:グループF2位(3勝1分2敗)
W杯出場への条件
最終予選はホーム&アウェイで計10節対戦。各グループ上位2チームはワールドカップ本選への出場が決定します。
各グループの3,4位はアジアプレーオフへ進出。3チーム2グループに分かれ、1位は本選へ出場。各グループ2位はホーム&アウェイの一騎打ちとなり、勝利すれば大陸間プレーオフへ進出。
大陸間プレーオフは、ヨーロッパを除くアジア、アフリカ、南米、オセアニアから1チーム、北中米カリブ海から2チームの6チームが2ブロックのトーナメントで対戦。参加チームのFIFAランキング上位2チームが1回戦を免除され、勝ち抜いた2チームが本選出場となります。
2026ワールドカップは前回大会から出場枠が16チーム増え、48チームで争われます。アジアからの出場権も4.5チームから8.5チームへ増加。本選出場へのハードルは下がりました。
日本の試合日程
日本の試合日程は以下の通りです。ホームでは2試合が決定しており、8月23日時点ですべて埼玉スタジアム2002で開催されます。
年 | 日付 | 対戦相手 | kikoff(予定) | 会場 |
2024 | 9/5(木) | 中国 | 19:35 | 埼玉スタジアム2002 |
9/10(火) | バーレーン | 19:00₍日本時間 9/11 11:00) | Bahrain National Stadium(バーレーン) | |
10/10(木) | サウジアラビア | 21:00(日本時間 10/11 3:00) | King Abdullah Sports City Stadium(サウジアラビア) | |
10/15(火) | オーストラリア | 19:35 | 埼玉スタジアム2002 | |
11/15(金) | インドネシア | 19:00(日本時間 11/15 21:00) | Gelora Bung Karno Stadium(インドネシア) | |
11/19(火) | 中国 | 20:00(日本時間 11/19 21:00) | Xiamen Egret Stadium(中国) | |
2025 | 3/20(木祝) | バーレーン | 19:35 | 埼玉スタジアム2002 |
3/25(火) | サウジアラビア | 19:35 | 埼玉スタジアム2002 | |
6/5(木) | オーストラリア | 未定 | 未定 | |
6/10(火) | インドネシア | 未定 | 未定 |
2024年に開催されるホーム戦はすべて埼玉スタジアム2002で行われます。
観戦予定の方は下記リンクを参考にしてみてください。
グループCの要注意選手3選!
サレム・アルドサリ(サウジアラビア)
サウジアラビアでキャプテンを務める32歳。前線のポジションであればどこでもこなす攻撃的な選手で、左右の足から強烈なシュートを放ち、抜群の得点感覚を持ち合わせています。
サウジアラビアは全員が国内リーグに所属。ヨーロッパから有望な選手を爆買いし、レベルアップしたチームで活躍する選手がほとんどです。アルドサリはサウジアラビアでも屈指の人気チーム、アルヒラルに所属。ネイマールとチームメイトであり、ACLでは何度も決勝に進出しています。浦和レッズとの対戦経験もあり、2017年ACL決勝ではゴールを記録しています。
昨年8月に、プレミアリーグ優勝経験のあるマンチーニ監督が就任。2次予選は2位と苦戦したものの、日本の脅威となることは違いありません。
クシニ・イェンギ(オーストラリア)
190cmの長身を活かし、ヘディングを得意とするストライカー。ワールドカップ2次予選で初招集され、チームトップとなる4ゴールを記録。ゴールのすべてがペナルティエリア内からのシュートとなっています。昨季イングランド3部・ボーンマスFCに移籍。球際の激しいイングランドで9ゴールを記録。その勢いのまま2次予選でも大活躍をみせました。
オーストラリアは2次予選を全勝で通過。イェンギを中心に22ゴールを奪い攻撃力を発揮しています。最終予選で日本と5年連続同組となり、過去の最終予選対戦成績は3勝4分1敗と日本優勢。相性の良さを活かし勝利を収めたいです。
ウー・レイ(中国)
『中国のマラドーナ』の異名を持つ中国のエース。スピードが武器のフォワードで、裏抜けの駆け引きを得意とします。得点の多くがゴールキーパーとの一対一が多く、確実にゴールを決めます。2次予選では中国の6得点のうち4ゴールを叩き出しました。2019年スペイン・エスパニョールに移籍し、中国人選手2人目羅・リーガ選手となり、FCバルセロナからも得点を奪いました。
中国代表は、最終予選に向け9人もの帰化選手を召集予定。打倒日本代表へ向け準備を進めていますが、その中でも中心を担うのはウー・レイでしょう。ワールドカップ最終予選の初戦はいつも波乱が起こります。ウー・レイのスピードには要警戒です。
コメント