サウナ好きな方であれば一度は耳にしたことがある『ロウリュ』。
まだハマったばかりの方であれば、「うちわであおいだりすること?」なんて思ったりしていませんか?
ずばり!ロウリュとは…
サウナストーンに水をかけて発生する蒸気!
今回は、週1でサウナに通いつめるサウナ好きが、ロウリュを詳しく解説していきます!
ロウリュとは?⇒発生する蒸気のこと
ロウリュはサウナの本場、フィンランドの一般的な楽しみ方となっています。
ロウリュの仕組みはこんな感じ。
水をかけて蒸気発生
↓
サウナ室内の湿度上昇
↓
体感温度が上がる
↓
大量の汗をかき、全身がより温められる
ロウリュによって、サウナ室内が日本の夏場のような高温多湿の状態となります。
ロウリュを行うサウナの室温は、ほとんどが80℃程度。
比較的低い温度に設定されていて、刺すような痛みがないことが特徴のひとつです。
湿度が高いので、のどが乾燥しにくく、長時間サウナ室で暖まることができるのでよりととのいます。
うちわで仰ぐことはなに?⇒アウフグース
アウフグースは、ロウリュによって発生した蒸気を、うちわやタオルで室内に巡らせる行為です。
アウフグースはドイツ発祥の文化で、本場フィンランドではほとんど行われません。
日本の場合⇒熱波と呼ばれます!
日本ではアウフグースを『熱波』と呼ばれることが多いです。
ロウリュとアウフグースが混在していますが、わかりやすくするためロウリュと総称して呼ばれるケースがほとんどです。₍所説あり₎
ロウリュ=アウフグースではない!
うちわやタオルであおぐ人のことを『熱波師』と呼び、各地で熱波師のイベントが開催されています!
ロウリュは2種類
ロウリュは2種類あります。
- セルフロウリュ
- オートロウリュ
2つのロウリュの特徴をまとめていきます。
セルフロウリュ
セルフロウリュは、自分でサウナストーンに水をかけることができます。
フィンランドではセルフロウリュが主流となっていて、自分自身でペースを調整できるメリットがあります。
主に個室サウナやテントサウナで楽しむことができますが、最近ではスーパー銭湯でのセルフロウリュを楽しめる場所が増えています!
店員さんがかけてたり、自分でかけることができるところと様々。
セルフロウリュは各施設でルールが決められているので、きちんと従ってください。
オートロウリュ
オートロウリュは、一定の期間で一定量の水を自動でかけてくれるシステムです。
日本ではスーパー銭湯を中心に、オートロウリュが主流となっています。
風を循環させるシステムがつく施設がほとんどで、室内はかなり高温になります。
オートロウリュを楽しむときに気をつけるポイントは2つ!
- 初めての人⇒なるべく下の段へ
- 慣れてきたら⇒少しずつ上の段へ行く
熱は上に向かう性質があります。上段はかなりの高温状態となります。
始めは下の段で熱さに慣れ、ちょっとずつ上へ移動すると、よりととのいやすくなるのでオススメです!
ロウリュの効果は主に2つ
ロウリュで期待できる効果は2つ!
- サウナによる効果を高める
- アロマによるリラックス効果₍セルフロウリュ₎
サウナによって期待できる効果は以下のことが挙げられます。
- 疲労回復
- デトックス、美肌効果
- ストレス解消
- 血圧低下
ロウリュによってより高温になることで、サウナの効果、つまりよりととのいやすくなります。
セルフロウリュでは、好みのアロマを水に含ませることができます。
香りによるリラックス効果を高めてくれます。
まとめ
この記事のポイントは以下の通りです!
- ロウリュ⇒サウナストーンに水をかけることによって発生する蒸気!
- ロウリュ≠アウフグース!
ポイントを押さえてより良いととのいを目指しましょう!
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