なんで観葉植物に霧吹きをするの?

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観葉植物に霧吹きしたほうがいいって聞いたことあるけど、
実際必要なの…?

観葉植物育てはじめの方々に多い悩みではないでしょうか。

筆者のakiもその一人でした。

aki
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別に霧吹きなんてしなくても、たくましく育つだろ!

そう思っていたものの、実際は全く違いました。

観葉植物に霧吹きは絶対必要です!『葉水』とも呼ばれ、水やりと同じくらい大事な行為です!

今回はなぜ観葉植物に霧吹きをする必要があるのかを解説します!

さらに、初心者におすすめの霧吹き器までご紹介します!

霧吹きをする理由は4つ!

観葉植物に葉水をしなくてはならない理由は5つです!

【霧吹きをする理由】
  1. 水やりのサポート
  2. 空間の保湿
  3. 防虫対策
  4. 汚れ落とし
  5. 葉の観察

5つの理由を詳しく解説します!

1.水やりのサポート

葉水には水やりのサポートとしての一面があります!

観葉植物は、葉のなかにある『気孔』と呼ばれる組織から水分を取り入れることができます。

観葉植物を育てていると、水やりだけでは元気になってくれない場面が多々あります。

根詰まり、根腐れを起こしてしまい、根から水分を吸い上げるパワーが弱まってしまったり、夏の暑い時期などが例。

そんなときに、葉水が役割を発揮します!

2.保湿

葉水は葉に潤いを与えてくれます!

多くの観葉植物は、高温多湿で育っています。夏場は良いものの、冬の寒く乾燥した日本はあまり適していない環境に変化。

葉が乾燥した状態になると、しおれたりする原因になります。

人間に例えると、水やり水分補給葉水化粧水や保湿クリームの役目を果たします。

人間と同様に、観葉植物も表面から守ってあげましょう。

3.防虫対策

観葉植物につきやすい害虫は、湿気に弱い性質を持っています。

観葉植物につく虫
  • ハダニ
  • アブラムシ
  • トビムシ

葉水をすることで、害虫がつきづらい環境ができます。

4.汚れ落とし

多くの人は室内で育てる場合がほとんどです。そうなると、どうしても葉にちりやほこりが積もります。

そういった汚れによって、光合成をしにくくなってしまい、元気に育たなくなってしまいます。

葉水によって、汚れを吹き飛ばしてください

葉水で取り切れない汚れは、ぞうきんなどで軽くふいてあげるとGood!

霧吹きは毎日するべし!

霧吹きは可能な限り、毎日するようにしてください!

観葉植物は日々状態が変化します。葉水によって元気に保つことができます!

毎日葉水をすることで、観葉植物の成長をより楽しめます!

特に成長する春~秋ごろは、新しい葉や枝がどんどん成長!

変化する様子を楽しめるだけでなく、葉のしおれ方で水やりのタイミングを逃すこともなくなります!

霧吹きのタイミングは午前中がベスト!

霧吹きは午前中に済ませましょう!

霧吹きでついた水滴が、光を集めてしまい葉焼けする可能性があります。

小学校の授業で、晴れた日、に黒い画用紙に虫眼鏡を当てた状態を想像してもらうといいかもしれません!

さらに、気温が高い昼間だと、水滴がすぐに蒸発してしまい効果がなくなってしまいます。

そのため、日がまだ出ていない、涼しい時間に葉水をしましょう!

葉水は葉の裏にもしましょう!
害虫は葉の裏にも隠れているので忘れないよう!

複数回したほうがいいタイミング

基本的には1日1回できれば十分ですが、場合によって複数回したほうがいいケースががあります!

複数回したほがいい時
  • 気温が高い日の夕方(夏場)⇒ 日が沈んだ夕方
  • 空気が乾燥した日(冬場) ⇒    〃

夏場は、気温が高いのでたくさんの水分を消費します。人間も同様に暑い日は、たくさん飲み物を摂ると思います!

そうなると、水やりだけでは補えなくなってしまう場合も。

なので、葉水を複数回することで水やりのサポートをしましょう!

先程もお伝えしましたが、日中に葉水をすると、葉焼けしてしまうので、日が沈んだ夕方がおすすめです!

冬場は乾燥によって、葉自体の水分がなくなってしまいます。葉水によって潤いを与えてください!

ただ、寒い日の夜は避けてください。水滴が凍ってしまい、枯れの原因に繋がってしまいます。

霧吹きが必要のない植物

多肉植物は霧吹きの必要はありません!

サボテンカネノナルキサンセベリアが代表例です。

多肉植物は乾燥した地域で育つ植物なので、葉水、水やりをあまりしなくてもすくすく育ってくれます!

霧吹き器も種類がいっぱい!

さまざまな場所で、いろんな種類の霧吹き器が販売されています!

我が家では、イケアで見つけた霧吹き器を使っております!

100円程度で、使用感もよくコスパ抜群です!

ただ、イケアのものより、機能性、デザインに優れた霧吹き器があるので紹介します!

ロングノズルスプレー

まず初めにおすすめするのが、ロングノズルスプレーです!

その名の通り、ノズルが長く、高い場所だったり、奥の葉までしっかり水分を与えることができます!

高いところから吊るして飾ったり、葉が増えて表面の葉しか水がかからないといった悩みを抱える人にとってはベストな商品です!

マイクロミストスプレー

次のおすすめは、マイクロミストスプレーです!

水滴が細かく、一回の噴射で長く水が出るのが特徴です!

葉水をする上で悩みとなるのが、水滴が垂れて床が濡れてしまう点が挙げられます。

マイクロミストスプレーであれば、粒が細かいので、一見少ない量に見えてもしっかりと水分を行き渡らせることができます!

ガラス製畜圧スプレー

最後のおすすめが、ガラス製畜圧スプレーです!

他の商品は容器がプラスチック製で実用的ですが、こちらはガラス製となっています!

色や模様がついて、アンティークの一部としても活用できます!

見た目だけでなく、機能性もばっちり!

連続で噴射が出来るので、ストレスなく霧吹きができます!

まとめ

霧吹きには、水やりのサポート葉の保湿防虫対策汚れ落としの効果があり、観葉植物には必要なことです!

最低でも1日に1回はするようにしましょう!その際は日が出る日中を避け、午前中に済ませるようにしてください!

サボテンなどの多肉植物は、乾燥した場所で育っているので霧吹きの必要はありません!

霧吹き器にはたくさんの種類があるので、ニーズに合ったものを買ってみましょう!

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